第２話では次男・暁がどういった経緯で詐欺事件を起こし、捕まっていたのか？
といった内容が明らかになりましたね。

第2話の最後に暁が長男・旭に言った
「10年前のこと」とはいったい何なのか？

2人の間にあった確執を生む出来事とは？

そのあたりが第3話で明らかとなります。

では第3話のあらすじをどうぞ！

第２話はコチラから→【若者たち2014】　第２話のあらすじは？

第３話　7月23日放送分

「苦い秘密」

佐藤家に戻った暁は、仕事もせず夜な夜なナンパを繰り返す
自分を正当化する理由をまくし立てる。

金持ちの女性と知り合い逆玉の輿を狙っていると
自慢げに話す暁を旭は痛烈に批判。

どれだけ大変でも人間は働く者なんだ、と暁の主張を退けるが
陽は、我慢してまで働くのはアイデンティティーの喪失につながりかねない
などと反論する。

そこにひかりや旦も加わり、いつものように言い争いが始まった。 　

旭は、そんな弟妹たちを、社会に出ていない半人前の考えだ、と決めつけたように言う。

すると暁が、10年前に自分がこの家を出た理由を弟妹たちに教えても同じことが言えるのか
と詰め寄り、10年前のことを謝罪するまで、旭を兄だとは認めない、と言い放つ。

旭は、ならば家には来るな、と怒りをあらわにするが、
暁はこの家は父親が子供たちに残してくれたものだから、
当然自分にも住む権利があると言う。。

旭と梓は結婚の報告を彼女の母にする事に決め、段取りを相談していた。

そこに旭の職場の社長が現れる。

次男の暁は2年前まで旭と同じ職場で働いたが突然、仕事を辞めて家を出た。

「暁が仕事を辞めた理由を知っていますか？」
と社長に尋ねる旭。

社長は「仕事がキツイからとか、どうせそんなもんだろ。」

そう答える社長に旭は暁が仕事を辞めた本当の理由を伝えた。
それは旭たちの父親に関する出来事だった…。

昼間っからパチンコをする暁の前に、屋代多香子が現れた。

多佳子は暁にうちで畑仕事をしないか？と誘うが暁は
「母ちゃんへの罪滅ぼしか？気持ちだけ受け取っておくよ」と誘いを断った。

立ち去ろうとする暁に多香子は連絡先を手渡した。

三男の陽は末っ子の旦と一緒に旦をだましそうとした永原香澄を待ち伏せている。

陽は香澄を捕まえ、自身の大学演劇部へ連れていく。

そこで陽は香澄に台本を渡し、「演じてみろ」という。

台本に感情移入しセリフを言い出す香澄に他の劇団員たちが釘付けになった。

香澄の舞台女優としての才能を確信する陽。
それはだまされた旦までもが見入ってしまうほどの演技だった。

旭は梓の実家を訪れ、相談した段取り通りのセリフで梓の母に挨拶をする。

梓の母は「結局、人様の娘を結婚前に妊娠させたという事でしょう？」
「今のままでは結婚に賛成できない」
「あなたに梓を幸せにできる根拠は？」と問い詰め
最終的には「お引き取り下さい。」と旭を帰した。

ひかりは職場の医師、新城と二人で夜道を歩いていた。
そこに暁が現れ、突然、二人の写真を撮った。

そして暁は新城に親父の件は黙ってろと念を押し、
ひかりには、こいつは平気で人を見殺しにするクズだからやめとけ
と言い残し、その場を去った。

旭の社長が暁を雇ってやると申し出てきた。

そこに旭の携帯に電話が…。

どうやら暁が中華飯店で無銭飲食をしたようだ…。
あわててお店に向かう旭。

亭主に詫びて、支払いをすました旭は暁に明日から
「うちで働け、社長がそういってくれている」と言うが
それを茶化す暁。

旭はそんな暁に自転車を暁に投げつける！

どうしても10年前のことが許せない暁。
そんな暁に旭は…。

ひかりは職場で難しい症状の新生児の親と面談していた。
親は障害が残るなら殺してくれと言い、その言葉にショックを受けるひかり。

親が帰った後、新城と二人で「親と子とは何なのか」
という会話をしていたひかりの携帯に1通のメールが。

そのメールは旭からのもので
「親父のことで話したいことがあるからまっすぐ帰れ」という内容のものだった。

旭は兄弟全員を居間に集め、10年前、父親の身に起こった事件の真実を語り始めた。

旭は兄弟たちに父親の死についてこう教えていた。
「山道の舗装工事中に土砂崩れにあい、亡くなった。
土砂崩れの原因は父が舗装前に行う災害対策工事を怠ったからだ」と…

しかし真実は
「災害対策工事費用を社長がケチった事が原因で土砂崩れが起き、
父が巻き込まれ亡くなった。しかも責任者だった父は何度も
社長に工事費を出すようにと説得したにもかかわらず…」

そして会社を守るため、社長が父親に罪を擦り付けたという衝撃の内容だった。

暁はそのウソを黙認する代わりに今の職場に就職する決断をした旭を
許せなくて家を出たのだった。

この事を責め立てる陽と旦。

旭は仕方なかった、他の方法がなかったんだと言うが
どうしても納得できない陽と旦。

暁は旭の行動を偽善だとののしる。

旭は過去を振り返り、父を亡くした時の不安な気持ちを吐露する。

自分が働けば兄弟全員が報われると思い、無我夢中で働いてきたんだ
恨むなら恨め、でも親父ならわかってくれるはずだと…。

そういって旭を家を出ていった。

残された兄弟。

口を開いたのはひかりだった。

「もし10年前、アサニイ（旭）が事実を私たちに相談してたらどうなっていたのかな？」

結局、旭が選択したことと同じ道に進んでいたはずだと旭に理解を示すひかり。

自分だけが傷つく選択をして10年もの間、社長にこき使われてきた旭は
どんな気持ちで働いていたんだろう？と。

ひかりは暁に
「あなたはアサニイの気持ちがわかったけど、
それを受け入れられずに逃げ出しただけじゃないの？」と問う。

工事現場で働く旭の前に暁が現れ、ここで働くと伝えた。

旭と暁は事務所へ行き、社長にその旨を伝えた。

社長の心無い発言に耐える二人。

しかし社長が最後に言い放った「しっかり働いてくれよ、犯罪者」の言葉に
旭がぶち切れ、社長にドロップキックを食わらしてしまった…。

そして社長に「俺のことは何とでも言え、でも家族に対する侮辱は許さない！」と言い放った。

そして当然のごとく、クビを言い渡される旭…。

公園で過去のわだかまりを解くように会話をする旭と暁。

そこで暁は許せなかったのは自分自身だったのだと気付く。

スーツ姿で梓の母にリベンジ挨拶をしに行く旭。

仕事をクビになった事を告げ、梓の母に根拠はないがどうしても結婚したい！
梓と子どもを幸せにしたい！と熱い気持ちをぶつけた。

その気持ちがあれば大丈夫！と結婚を認める母。

じつは旭が来る前に暁が梓の実家を訪れており、
兄、旭と梓の結婚を認めてほしいと直訴し、旭の素晴らしい人格を説明していた。

さらに暁が「旭は自慢の兄である」と言っていた事を梓の母から聞かされ、
自分は間違っていなかったと悟り、思わず涙する旭。

香澄は陽の劇団の一員となり練習に励む。
それを見つめる旦。

暁は多香子の元へ向かい、畑仕事をすると告げる。

そして医師、新城の元に一通の手紙が…。

開封してみると、それは暁が撮ったと思われる新城とひかりのツーショット写真。

送り主は…キッカワ　ミズキ

第4話へ続く…

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