2014年8月に海外渡航歴がなく、国内でデング熱に感染したとみられる
患者1例が1945年以来、69年ぶりに見つかりました。
さらに8月28日には1例目の患者の知り合いが感染。
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その後、デング熱の感染患者は増加している模様です。
デング熱とはそれほど怖い病気なのでしょうか?
今回はデング熱について調べてみたことをまとめます。
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デング熱の感染経路や潜伏期間は?
デング熱とは、ウィルス性の感染症で熱帯病の一つ。
主な感染経路ですがウイルスを保持している蚊です。
その蚊に刺された人がウイルス感染し、デング熱を発症するのですが、
さらにその患者の血を吸った蚊が新たにウイルスを保持することになります。
ヒト→ヒトの直接感染のルートはないらしいです。
ただ輸血などによる血液を媒体とした感染ルートはあります。
ウイルス感染してから発症するまでの潜伏期間ですが3日~2週間ですが
4~7日で発症する場合がほとんどだそうです。
またウイルス感染をしても発症しないケースが約8割あり、
発症しても症状が軽く、発熱程度で終わる場合がほとんど。
しかし感染者の約5%が重症化し
最悪の場合、生命を脅かす可能性もあるとのことです。
注意してほしいのは子供の場合と
糖尿病や気管支喘息など持病がある人です。
子供が感染した場合は、大人より発症しにくい反面、
発症した場合、重症化することが多いので
それらしい症状が出た場合は注意深く観察してあげてください!
また糖尿病、気管支喘息の持病がある場合は命に関わる
重篤な症状となる場合もあるそうです。
デング熱の症状は?致死率は1%以下!
デング熱の主な症状は、
の4つです。
英語では『Break Bone Fever(骨折熱)』と言われいるように
骨が折れたような痛みを伴うそうです。
下はデング熱による発疹の画像です。
重症化と言うのは発熱が引いた後にデングショック症候群、デング出血熱と言われ
臓器障害や消化器での大量出血が起きることがあるようですが
全症例の5%以下と低い水準のようですね。
ただ2回目の感染の場合は、このデング出血熱やデングショック症候群の
リスクが高まるそうなので要注意です。
仮にデング出血熱を発症してしまった場合でも
適切な治療を受ければ致死率1%以下に抑えることができるそうなので
まずは医療機関で受診することが重要ですね!
デング熱の感染経路は代々木公園の蚊?予防法は?
現時点では国内での感染ルートは代々木公園周辺の蚊に限定されているようです。
青森県、山梨県、大阪府、愛媛県、新潟県で患者の確認がされていますが
いずれも代々木公園周辺で蚊に刺されたことが原因とみられています。
しかし、代々木公園で蚊に刺され、ウイルスを保持した人が
別の場所で蚊に刺された場合、その蚊がウイルス感染するので
感染源の拡大も懸念されますね。
予防法ですが、デングウイルスに対するワクチンはありませんので
予防接種も存在しないようです。
対策としては長袖、長ズボンの格好で
虫よけスプレーをつかうなど蚊に刺されないよう注意する事しかないですね。
ただ、デング熱は適切な処置を受ければ命にかかかる可能性の低い疾患ですので
『怪しいな』と思った場合は、早めに受診しましょう!
以上、デング熱についてまとめました。
余談ですが既にインフルエンザで学級閉鎖の措置をとった学校があるそうです。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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