東京では9月に学級閉鎖があったりと
今年も猛威を振るいそうなインフルエンザ。
小さいお子さんや、高齢の両親などをお持ちの方
また仕事を休めない方などはインフルエンザ流行前に
インフルエンザワクチンの接種を考えているのではないでしょうか?
インフルエンザワクチンについてはその効果に賛否両論あるようです。
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今回は賛成派、反対派それぞれの意見をまとめてみたいと思います。
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インフルエンザ予防接種を受ける時期や注意点は?
まず予防接種を受ける時期ですが、遅くとも流行の2週間前までとされています。
これは予防接種を受けてから体内に抗体ができるまで約2週間かかるからです。
インフルエンザの場合は12月末~3月頃が流行する時期ですので
11月末~12月中頃に受けるのが良いとされています。
予防効果の持続期間は約5か月間ですので
流行シーズンが終わるまでは持つ計算となりますね。
それから予防接種を受けるにあたって
知っておいて欲しい点があります。
それはインフルエンザワクチンに
感染の予防効果はないという事です。
と言うのも、インフルエンザは鼻や喉の粘膜にくっつき、感染します。
しかしワクチンは血液中に抗体をつくりますよね?
つまり、インフルエンザワクチンを接種しても感染自体を予防する効果はありません。
期待される効果としては感染後に発症する可能性を抑える
または重症化する危険性を下げるといった点だと言われています。
これは是非知っておいてください。
インフルエンザ予防接種は受けるべき!賛成派の主張は?
インフルエンザ予防接種を推奨するお医者さんたちの意見としては
下記のような意見が多くを占めています。
欧米での研究結果では、インフルエンザ予防接種が成人~高齢者の
重症化の予防に有効であると示唆されているとのこと。
日本での研究でも予防接種を受けると
65歳未満の成人で発病に対して有効率70~80%
65歳以上の高齢者で発病に対して有効率34~55%
死亡リスクに対しては有効率80%以上という結果が報告されているそうです。
下の画像はアメリカでの報告データです。
また重症化予防の観点からは2010年のデータでこういうものがあります。
インフルエンザ脳症の罹患者220人中、約87%(191人)はワクチン接種なし。
インフルエンザ脳症の罹患者220人中、2回ワクチン接種を受けていた人は0人。
→『重症化予防に一定の効果あり』と結論付けられているようですね。
ただ1歳~6歳の乳幼児に関しては
ワクチンの有効率が20~30%と低かったようですね。
最後に沖縄で勤務する医師の方のコメントでは
ワクチンによって感染拡大が抑制できていることは
実は、私たちの病院で毎年のように実感しているんですよ。沖縄では、夏と冬の2回インフルエンザが流行します。
ところが、夏にはワクチンがないため、
病院では職員が数多く感染して拡大する傾向があるんです。具体的には、去年の冬と夏を比較すると
夏の方が3倍もの職員がインフルエンザに感染してしまいました。夏のインフルエンザは一旦拡がりはじめると止めにくいんです。
その理由はワクチンの有無にあるんじゃないでしょうか?
以上、ワクチン推奨派の主な主張をまとめました。
インフルエンザ予防接種は受けないで!反対派の主張は?
では続いて、予防接種反対派の意見を見ていきましょう。
まずイギリスの薬学誌のトップである『British Medical Journal誌』の記事では
インフルエンザワクチンについて下のような記載があったそうです。
徹底した調査結果の数々から
インフルエンザワクチンの効果がごくわずか
あるいは皆無であることが分かっている。このワクチンに関する研究には
きちんとした専門的な内容が欠けており
製造側の圧力の影響も大きい。これらのワクチンの安全性に関しての調査結果は
信用できるものがほとんど無い。
また次のような意見もあります。
インフルエンザウイルスの変異スピードは非常に早く
人から人に感染するたびに小変異を起こすほどだそうです。
さらにインフルエンザA型だけでも100通り以上もの
表面抗原の組み合わせがあるようですね。
これらの2点からワクチンのウイルスと流行するウイルスの型を
ぴったり一致させるのは、宝くじを当てるより難しいと言われているとか…。
さらには推奨派が使うデータというのは、ワクチンや薬を売るために作られたもので
科学的に有効かどうか調査する機関から報告された内容は
『どの研究データも明確な根拠なし』との評価だったという事です。
ある研究者はこう言っています。
インフルエンザ・ワクチンはほとんど効果がありません。
これはウイルス学者たちの常識。
日本で接種を始めた当時からそう言われていたそうです。
効果がないので1994年には小中学生への
集団接種も中止されてしまったほどです。
そういえば、私が子供の頃は学校で予防接種受けていましたね…。
以上、ワクチン接種反対派の意見をまとめてみました。
こうして賛成派vs反対派の主張を見てみると
一般人にとって非常に判断に困る内容ですよね。
最終的には個々の判断に委ねるしかありません。
別の記事にも書きましたが
私はここ10年でインフルエンザに7回罹患(うち1回は新型)と
貰えるものは貰えと言わんばかりの確率でもらっています。
このうち、予防接種を受けた上で罹患したのが3回。
特に発熱などの症状が軽くなった印象はありませんでした。
(すべて40℃オーバーの発熱)
昨年は『どうせ予防接種受けてもかかるなら、受けんとこ』と思い
ワクチン接種なしでしたが、貰いませんでした。(笑)
私は今年も受けずに乗り切ろうと思っています。(笑)
以上、インフルエンザワクチンの有効性を推奨派、反対派それぞれの主張をまとめました。
こちらの記事もインフルエンザ関連の記事となっています。
チェックしてください!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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