こんにちは、管理人のりんたです。
夏真っ盛りですね!
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夏と言えば海水浴。
太陽の注ぐ海で波と戯れて
泳ぐのは楽しいですよね。
でも海水浴には危険も背中合わせ。
毎年、必ず潮に流されてしまうという
事故が起こっています。
この岸から沖へ流れている潮の流れを
『離岸流(リップカレント)』と言います。
今回はこの『離岸流』の仕組みを理解し
危険な離岸流の見つけ方と万一、離岸流に
入ってしまった時の脱出方法を
紹介したいと思います。
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離岸流の仕組みを理解しよう
まずは離岸流の仕組みをしっかりと
理解しましょう。
仕組みを理解することで離岸流を
見分けやすくなりますし、離岸流から
脱出する時もパニックにならなくて
済むはずです。
離岸流は岸から沖へ流れる非常に速い
潮の流れの事です。
岸に押し寄せる波が海へ戻るルートだと
思ってもらえれば分かりやすいでしょう。
一般的に離岸流は20~30メートル程度の
幅があり、岸から100メートル以上の
距離があります。
潮の速度は8㎞/h。
これはオリンピック水泳選手よりも速い速度です。
こんなのに流されてしまうと
一般人では太刀打ちできません。
次の項からは離岸流の見分け方や
発生しやすい場所を解説します。
ちなみに離岸流は波が小さくても
天候が良くても発生するので注意してくださいね!
離岸流が発生しやすい場所を見分けよう
テトラポットや波止場などビーチの端は
離岸流の起こりやすい場所ですが
ビーチの真ん中でも離岸流は起こり得ます。
基本的に波が立っていないように
見える個所や海面が泡立っている個所は
離岸流があると思ったほうが良いです。
ただし、ライフセーバーでもパッと見で
見つけることができない離岸流も
あるそうなので注意してください。
英語になりますが、視覚的に理解しやすい
動画があったので貼っておきます。
動画の冒頭でA,B,Cのどの場所で泳ぐのが
安全だと思う?という問いに
『Bの波の落ち着いた場所』と答える人達。
実際はここが離岸流がある場所です。
動画の1分45秒~が視覚的に離岸流を
理解し易いと思います。
離岸流に流された人の体験を聞こう
僕の知人のサーファーはサーフィンを
始めて間もない頃に離岸流に流された
経験があります。
冬場の日本海でそれほどサーファーも
いないという状況だったそうです。
ビギナーだった彼は波の低い場所で
練習をしてたのですが、沖を見て
波町をしていた時、ふと岸を見ると
さっきまで岸から20mほどの位置にいたのに
100m以上も岸から流されていることに
気付いたそうです。
一緒に海に入っていた兄弟が気付き
離岸流から引っ張り出してくれて
事なきを得たという話でした。
ヤフー知恵袋には海岸から13㎞も流され
漁船に救出されたという人の体験談も
あります。
気になる人は検索してみてください。
こういった体験から僕たちは離岸流と
いうものをしっかりと理解し、事故に
合わないように身を守る術を知っておく
べきだと思います。
離岸流に流された時の対処法は?
上にあった動画の2分57秒~で離岸流に
流された時の対処法を解説しています。
内容としては次のようなものです。
離岸流に流された場合、2種類の対処法があります。
まず離岸流の流れを見極めて
流れに対して左右に泳ぐこと。
すると離岸流の速い流れから脱出し
岸へと戻る流れに乗ることができます。
ただし、左右に潮の流れがある場合は
潮が流れている方向に沿って泳ぎましょう。
2つ目の方法はただ浮かんでいる事。
離岸流に身を任せ、沖まで流されたあとに
離岸流以外の場所から岸に戻ります。
ただこの方法は流されている時の
恐怖感が半端ないと思います。
いずれにせよ、離岸流に対抗してまっすぐ
岸に向かって泳ぐのは最悪な対処法です。
溺れる原因になってしまいますので…。
これらの対処法を頭に入れるのも
重要なことですが、それ以前に
パニックにならず落ち着いて行動する
というのが最も重要なポイントです。
パニック状態では正しい判断もできなく
なってしまいますから。
どんな状況でも冷静に対処することを
心がけておきましょう!
以上、離岸流についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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